書評

【アイデアのちから】第3章;具体的である。簡単で、威力抜群!すぐに使える具体化!

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何度か書いてますが、

大事なとこなんでもう一度書きますね!

 

アイデアのちから

ほんとこの本すごい

一冊読むのをおすすめしますが

時短したい方はこちらの6つを覚えていただくだけでも

まずはいいかなと思います!

成功するアイデアの6つの法則

単純明快である

具体的である

感情に訴える

意外性がある

信頼性がある

物語性

 

正直、この6つを知っているだけでも、アイデア質がまじで爆上がりします!

とりあえず、アイデアについてサクッと知りたい方は、この6つをベースに考えてみると、うまく整理されるし、この中のどれだけの要素を満たしているかを考えると、そのアイデアがどのくらい良いアイデアなのか考えるのに役に立ちます。

 

僕のブログでは、ここから一つ進んで

 

じゃあ実際にその6つの要素をどうやって使っていけばいいのか?について、掘り下げていきます。

 

本に載ってる具体例とか、僕のフィルターを思いっきり通した内容とか、経験則とかもありますが、

 

わかりやすく、そして、僕自信も含めて、使える知識にアップデートする!という目的でやっています。

 

やっぱり使える知識にするには、噛み砕いて理解する必要があるんすよね。

 

というわけで

今回は第3章「具体的である」です。

 

具体的に!

ってよく言われる注意される言葉っすよね。

文章とか、会話でもそうですけど、具体的には?とか具体的に話しましょうとか、よく言われますよね。

 

それほど、当たり前なようでいて、実生活に落とし込むにはけっこー難しいってことっすよね。

 

 

算数が得意なのはどこの国か?

算数については、アメリカに比べて、日本やアジア諸国の子供達の方が優れているというデータがある。

 

アジアの学校は、拘束時間が長く、規律性に厳しく、ロボットのように学ばされている。というのが、アメリカ人の固定概念だ。

 

アジア人の子供が優れているのは「暗記力」とさえ思っていて、「創造性」はむしろ、アメリカン人の方が上だと思っている。

 

ところが事実は違っていた

PTダイ
たしかに、アメリカ人の方が、自由で、創造性に溢れているイメージある

 

算数の教え方にもその違いは現れていた。。

 

アメリカと日本の算数の授業の違い

 

算数は暗記。そんなイメージも無理はないとは思うが、ここで日本とアメリカの教え方の違いを例にとって考えてみると

意外なことがわかった。。

 

PTダイ
日本では、具体例を出して教える。というやり方が多かったらしい

 

みなさんも記憶にあると思うんすけど。

 

例えば、100円持ってました。70円のノートを買いました。いくら残ってるでしょう?

 

みたいな。買い物をイメージさせて、引き算を説明する手法を取っている。

 

算数の引き算という抽象的な概念を、買い物という具体的なもので説明している。

PTダイ
買い物っていう具体的な事柄を出すことで、計算という抽象的な概念を具体化しているわけっすね

 

これ、この方法を授業に取り入れてるのは、調査の結果アメリカよりも日本の方が多かったらしい。

 

意外や意外、具体例を出して、想像させて、抽象的な概念を説明するという方法は、アメリカよりもむしろ日本の方が多かったわけだ。

 

これ

 

この方が、「創造性」高そうっすよね。

ただ100ー70は30と教えるよりも

 

実際に学校での算数は日本の方が優れているというデータと、この具体例を出す教え方が多いというデータが出てる。

 

抽象的なものも具体的なものと結びつけると覚えやすいんですね

 

 

具体的なものを抽象性の土台として求める

 

具体的なものを抽象性の土台として求めるのはよくよく考えれば、すごく一般的なこと。

 

よくわかりにくいもの。を理解するために、「具体的にはなんなの?」って質問をよくする。

 

初心者は具体的なものを必死で求める。

例えば、学術論文とかの抽象的な言葉、難解な言葉の羅列に、なんなの?具体的にはなんなの?似たものとかないの?とかすがりたくなるし

 

例えば料理のレシピで「十分粘りが出るまで煮詰めます」って書かれてて、えっ?なにそれ?具体的には何分なの?とか

料理で言えばこないだ嫁が、塩胡椒少々って何グラム?ってちょっとイライラしてました。

 

要はそういうことで、抽象的なものはなんとか、具体的なものと結びつけて、土台を作りたいわけですね

 

ここで面白い一文があったので、載せておく

 

具体的であることは理解を助ける。

既存の知識や認識を土台に、より高度でより抽象的な洞察が得られる。

抽象性には、何らかの具体的な土台が必要だ

具体的な土台なしに抽象的な原則を教えるのは

家を建て始めるときに、空中に屋根をつくるようなものだ

 

具体的であると記憶に残る

具体的なものは記憶に残りやすい

 

テレビの本質とは何か?

という質問よりも

エアコンの機能とは何か?

という質問の方が答えやすい

 

テレビの本質、と言われると、テレビのことはよく知っているつもりでも、じゃあその本質は何かと聞かれると、答えはいくつもあるような気がして、なかなかまとまらない。

 

一方で、エアコンの機能は何かと聞かれれば、冷房と暖房が主な機能で、送風や除湿もあります。空調をするということが主な機能です。

 

と具体的な事柄があるほうがわかりやすい。

 

 

数式をみたことのない5歳児に

3−1=2

という数式を教えるのは、かなり難しいが

3つりんごがありました。1つ食べたら残りはいくつ余るでしょう?

と見せながら教えれば、なんとかわかってくれそうだ。

 

PTダイ
具体的にするって、そんなに難しくなさそうだし、でも記憶にはめちゃくちゃ残りそうだし、いいね!

 

著者もこんな感じでまとめていた。

 

まとめ

 

第1章;単純明快である

第2章;意外性がある

この2つを即座に使いこなすのはなかなか難しい。

単純明快である。とは核となるメッセージを見出すこと。これはけっこー難しい。

それにアイデアに意外性を持たせるには、努力と創造性が必要になる。

 

でも

第3章;具体的である

はどうだろう

なんかできそうだ。

抽象的なものはとにかく、具体的にすればいいわけだから、ちゃんとやればそんなにむずかしくない。

 

唯一の問題は、忘れちゃうこと。結局僕等は、なれた専門用語とかを使いがち。。結局それは業界以外では抽象的であったり、意味があまり浸透していなかったりする。

 

医療業界ではそういうのめちゃくちゃある。

肩jtと書けば肩関節を意味したり、足関節のことはみんなアンクルと呼んだりする。わりに、膝は膝という。

 

英語と日本語が入り混じって、独特のルールになってる。たぶん地域によっても違いがある。

 

これは具体性から離れていっている。

 

抽象的な事柄の土台は具体的じゃなくてはならない。

 

ビジネス用語でまくしたてても相手にはなにも伝わらないし、記憶にも残らない。

 

相手の記憶に残るアイデアを提供するには、具体性をベースにする必要がある。

 

 

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