書評

【アイデアのちから】第1章前編。基本原則6つ。シンプルこそが力を発揮する?その使い方は?

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アイデアの力という本はめちゃくちゃ実践しやすい!超大事なポイントが6つに絞られている!

時間がない人はこの6つを覚えるだけでも十分かもしれない。

 

アイデアの6つの法則

単純明快である

具体的である

感情に訴える

意外性がある

信頼性がある

物語性

 

この6つ

それぞれの頭文字を取ってSUCCESと覚えると忘れない。

Simple 単純明解

Concrete 具体的

Emotional 感情

Unexpected 意外性

Credible 信頼性

Story 物語性

 

アイデアを作る!とか、アイデアを伝える!とか、アイデアの力を引き出す!とか、そんな時にこの6つのシンプルなルールを思い出すだけでも、普段よりも思考が整理されて、使えるアイデアになりやすい。

 

実際僕もそうだった。

 

 

でもこれだけだと、じゃあ具体的にどうすればいいのか?ってのはさすがにわかりにくい。作者の意図や裏に潜む意味を理解していると、より発展させやすいのは間違いないと思う。

 

PTダイ
問題文の答えだけを知れば、なんとなくわかるけど、解き方を理解していなければ応用が効かない。みたいなことかな

 

章ごとにSUCCESの一つずつについて具体例を交えながら、説明してくれているのがこのアイデアのちからという本です。クリエイティブな方、創造性が高い方にはとくにおすすめな本になってます。

かわいらしい表紙とは裏腹に、内容はかなり実用的で、正直人生変わるレベル。

 

だって人生を変える!ってなると、超おおまかにいえば何かを発信して誰かに理解してもらうってことだから、誰にも理解されなかったら、誰の記憶にも刻まれなかったら、どんなにいいアイデアでも役に立たない。

 

 

例えば、超高性能のパソコンが手元にあっても、スイッチの入れ方もわからないならば、なんの役にも立たないただの箱同然なように、どんなに良いアイデアも使い方や伝え方がわからなければ価値をもてない。

 

 

そういった意味では、人生を変えたいと思ってる人!僕もその1人ですが、そんな人たちには必須のテクニックになるんじゃないかなと思います。

 

PTダイ
魅力的に伝えるためのテクニック満載だからね

 

よくよく考えてみれば、学校で学ばないっすよね。そもそもアイデアを出し合う!なんて授業自体が皆無だし、たとえばそんな授業があったとしてもじゃあ果たして正しいアイデアのちからの引き出し方を教えられる人がどれだけいるのか?というと少なくとも僕の学生時代にそんな先生には巡り会えませんでした。

 

 

今回は「アイデアのちから」掘り下げ!ってことで、「ORGINALS」同様に章ごとに、自分のフィルターを通して、感じたこと、使えそうなことをどんどん書いていきたいと思います。

 

というわけで

 

 

第1章 単純明快である

 

前編いってみよ!

 

単純明快である

単純明快である

アイデアの一つ一つが全部100点であっても、10個もあったら忘れてしまう。

 

コース料理に前菜や食前酒があって、メインがあるようにアイデアを伝えるためにはうまく枝葉を落として、メインを伝えなくては印象に残らない。

 

枝葉をそぎ落として幹を残すには優秀な庭師になる必要がある。

 

ここがぼやけちゃってるのってけっこ多い。

 

PTダイ
言いたいことが多すぎて、全部言おうとすると、結果1つも伝わらないパターンね

 

削る作業ってけっこー難しい。

 

例えば僕は、次のブログのアイデア!とか考える時、とりあえず色々出してみる。

 

あんなのもやりたい、こんなのもやりたい、自由に考えるとけっこー出てくる。基本的には人生を変える!ってテーマはあるものの、書評、副業、ブログ、あとは理学療法士なんで、健康、美容なんかも書いていきたい。

 

 

こうなってくると、アイデアを削るって作用が難しい。

 

でも

 

 

理学療法士で Daigo弟子のptダイは、人生を変える!をテーマに副業、ブログ、書評のブログを立ち上げつつ、たまに理学療法士として、健康や美容についてもかいていく!ってブログを立ち上げたいと思います!

 

 

と言われても、、、何が何だか詰め込まれすぎてて、お腹いっぱいになる。

 

PTダイ
特化型ブログとかはその逆だよね

 

 

 

例えば、アンチエイジングに絞ったブログとか、化粧品とか、肌荒れとか、運動とか、何かテーマを一つに絞ったブログは収益化もpvも増えやすいと言われている。

 

 

それはここでのルール。

 

 

単純明快である!ってのがバシバシに効いてる!ってことなんだと思う。

 

 

そして、単純明快であるってことは、短ければいいというものでもないし、インパクトが強いだけでも微妙。。。単純明快であって、しかも重みや深みがなければいけない。

 

それはどういうことなのか

 

 

実例を見てみよう

 

サウスウェスト航空の核

 

単純明快である!と言われるとどうしても、わかりやすいとか、簡単とか、手軽とか、そんなイメージが先行する。それもそうなんだけど、このサウスウェスト航空の例を見てみると、もうちょっと深掘りできる。

 

サウスウェスト航空が成功した理由はたくさんあるけど、最大の要因をあげるとすれば、「徹底したコスト削減」だった。

 

でもコスト削減ってけっこー当たり前というか、別に真新しいアイデアでもないし、ほかの航空会社も普通にやってること。

 

じゃあなんでそこで突き抜けることができたかというと、そこに「単純明快である」というエッセンスが使われている。

 

コスト削減を成功させるのは数千人からいる従業員その末端にまで、その意思を伝えなくてはならない。

 

営業部員から、手荷物検査部員、清掃部員に至るまで、さまざまな従業員がいるし、仕事内容はちがう。

 

そうなると伝えるべきメッセージや就業規則は、多様じゃないと難しいんじゃないかと思う

 

PTダイ
会社が大きければ大きいほど、人数が多いほど、多くのルールを細かく設定する必要がある気がするけど、、、この場合はちょっと違ったみたい。

 

じゃあ実際にどうやったんだろう。。

 

 

シンプルな司令官の意図

 

サウスウェスト航空のCEOはこういった

 

「30秒あれば当社の経営の秘訣を君に教えられる。「当社は最格安航空である」以上だ。これさえ理解すれば、私と同様に経営判断を下せる」

 

「当社は最格安航空である」

 

これをみんなが理解している。だからどんな状況でもそこに立ち返ることができる。

 

例えば、こんなサービスが受けがいいと思うけど、どう思う?と相談を受けた場合。それをやることは「最格安航空」でいれるのか、そこに影響はないのか。それを考えればおのずと答えは出る。

 

司令官の意図がここまでシンプルであると、たしかに誰でも覚えられるし、誰でもそれに従える。この行動は「最格安航空」としてどうなのか?と

 

PTダイ
なるほど、最格安航空である!というワンメッセージは伝わりやすいし、それが行動の指針になるってことか

 

ここでめちゃくちゃ重要な言葉でしめられている。

 

大事なのは平易化ではなく、的確さと優先順位である。と

まとめ

 

 

どんなに良質な情報だろうと、それが多過ぎれば、わけわからなくなってしまう。

 

アイデアを伝えるには、余計な枝葉を切り落とさなければならない。

 

でもただ削るだけ、削りまくれば良いというわけではない。

 

大事なことは平易化ではなくて、的確さと優先順位を意識すること。

簡単にまとめ

 

まとめ

余計な枝葉は切り落とす

でも切り落とすだけではなく、的確さと優先順位を意識する!

 

シンプルはシンプルゆえに奥が深い。

 

後編に続きます!

 

 

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