誰と組めばうまくいくのか?どんな人といっしょにやればいいのか?誰かと一緒にやりたい!って思った時、こんな疑問が湧く。

僕は1人でやるのがけっこー好きなんで、1人でやりたがりなんだけど、結局1人でやるには限界がある。それに誰かと組むことで、とてつもない大きなパワーを得られることもある。
ただ、だからといってがっつり手を取り合って組む!ことだけが人と組むってことじゃない。
例えば、アドバイスを求めたり、自分の考えを聞いてもらったり、意見してもらったり、コンサルなんかも結局そうで、結局僕らは誰かと組んで何かをしているのは間違いない。

じゃあどんな人と組めばいいのか?ってのを勉強したので、今日はその話、もちろんORGINALSを読んだ僕のフィルターを通した内容になってるので、本の内容が知りたい方は本を買っていただいた方がいいと思います!
でも本をただ読むのとは違った価値をお届けできるような、そうでもないような。そんな感じでお送りしていきます!
目次
似た者同士はいがみ合う
仲間を集める!と聞くとまずは似た者を集めようとするのは別に不自然なことではないと思うんですが
似た者同士はいがみ合う!
って言われると、はっ?って感じじゃないっすか?ほんとかよ?って。その辺のところをちょっと詳しく説明していきたいなと思います。

似た者同士。そう言われるとなんとなく、仲良しなイメージありますよね。やっぱ似た者同士だね!とかってけっこー誉め言葉だったりするし、なんか言われると嬉しかったりする言葉ですね。
あとは自分に近い考えとか、同意してくれる人とかに好意的になったり、学校なんてまさにそうで、同じ年代、同じ地域に住んでる子供達でグループをつくるわけですよね。それも似た者同士。
でも
その似た者同士は結局いがみあうって研究があって、面白かったんで書いていきます。
非常に似通ってる者同士のわずかな違い
似ている者のわずかな違いが、違和感や敵意といった感情を生み出す原因になっている。。
まじかって感じですが実際にその事例は数多くあって、肌の色の薄めの黒人女性が大学教授になったら、黒人にしては肌の色が薄いという理由で、黒人女性たちが反対したとか、環境活動家が、その主流派を批判したりとか、いっぱいある。
たしかに言われてみるとそんな事って日常でも思いつく
例えば僕ら理学療法士の中でもそうで、疾患別にチームに分けて専門分野に特化できるようにしよう!という感じになって
僕は脳血管障害チームだったわけなんすけど、そこでもめちゃくちゃ意見は割れて、けっこー険悪だったことあります。
目的はみんな同じで、脳血管障害の人を良くしたいという思いも同じなのに、わずかな考え方の違いで、あいつはどーだ、こいつはどーだと言い合う。
なんなんだろうなぁとは思いましたが、僕にそれをとりまとめるような力はありませんでした。
でもそういうことなのかもしれません。
ギリシャで行われた研究では、もっとも保守的な政党の党員は、革新的な政党よりも、一番自分たちに似通ってる政党に対して避難を示す。
普通は、意見が違うところに行きそうなもんですが、一番似ているところを批判するってのが面白いっすよね。

それでも同じ価値観を持つグループと協力するにはどうすればいいか
でも
そうは言っても、同じ価値観を持った者同士で協力して物事に取り組まなきゃいけないことってありますよね。
ってか大概そうっすよね。チーム編成なんて、同じ価値観の人がなんとなく集められたりしますよね。
でもそうなると、似た者同士はいがみあってしまう。。。

それを解決してくれるのがこの言葉
同じ価値観を持つグループと協力するとき、手段が共通していることが重要
ある実験では、一緒に歌ったグループがそうでないグループよりもお金を山分けするようになったとか、そんな実験もある。
ただ一緒に歌っただけで、その後の行動はみんな同じなのに、なぜか一体感を感じたという反応が多かったという。
ただ数分、一緒に歌を歌っただけで。。。
デモや抗議活動でも同様の結果が出た。価値観は同じでもいがみあうところもあれば、手段を同じくしたため、協力できた!というのだ。
でもたしかにそんなことってあるよね
例えば僕は、職場での飲み会の二次会でたまに、カラオケ行ったりするけど、その時にいたメンバーで最後にみんなであれ!歌おうぜ!みたいになって、確か「世界に一つだけの花」とか「栄光の架橋」とか「ウルトラソウル」だったりしたけど
最後にみんなで歌うと、なんか一体感が出て、次の日からなんか急に距離近くなる!みたいな事ってけっこーアルアルかなと思う。
その人は敵か味方か
心理学的には「両価的な関係」という言葉があるらしい、時には応援してくれるが、時には邪魔をする人物のこと。
「フレネミー」なんていう造語になってる。フレンドとエネミーを足したもので、まぁそのまんまで、的にも味方にもなるよってことみたい。
人間関係には、味方と敵がいるけれど安いドラマのようにわかりやすい2軸じゃない。
心理学的に面白い表があったので紹介します。
低 | 高 | |
低 | 顔見知り;無関心 | 友人;常に協力的 |
高 | 敵;常に邪魔をする | フレネミー;両価的 |
縦軸がマイナス度
横軸がプラス度
です。ここで僕らの本能的な行動を考えてみると、やっぱ敵とは付き合いたくない。フレネミーとなんとか関係を保ちつつ、友人と仲良くするってのが取りやすい選択なのかなと思う。
でも例えばチームを組みたい時、なんか事業をやりたい時はどうだろう、そんな時に友人だけでは足りなくて、どっかから人を引っ張ってこないといけない、そんな時に僕らが取る選択は、、、、
僕はたぶん、フレネミーをなんとかしようと考えると思う。だって味方な時もあるんだから!敵になっちゃったときだけなんとかして、徐々に味方になってもらうのが一番。友人にも近い気がする。
それで足りない部分は無関心の枠からいかに、こっちに来てもらうかが勝負になる!
って僕なら考える。

そう、、フレネミーを仲間にしよう!ってのはいい作戦とはいえない。
なぜかというと「態度が一貫しない人との付き合いは、感情的なエネルギーを消耗し、うまく対処するための対策がより必要になる!」から
いやぁまじか
でも
でも確かにそうか
実際どっちなんだよ!ってやつらを取り扱うには、いろんなことかんがえなきゃいけないもんね。。。
じゃあどうすればいいんだ?
敵を味方にするようにした方がいい!!
敵を味方にする方がいい???
うそでしょって感じじゃないっすか?
だって敵でしょ?敵を味方にする方が大変じゃん。
でも実際ORGINALSにはこうある
フレネミーを切り捨て、敵を味方にするようにしたほうがいい
フレネミーがダメなのはわかった。フレネミーに振り回されてこちらが疲弊しちゃうから、でも敵を味方にするってのがわからん。。。
最高の味方になるのは、初めは反対していたが、したいに味方になってくれた人。
どういうことかというと
僕らの視点では、常に好意を寄せていてくれた人よりも、時間が経つにつれて僕らのことを好きになってくれた人のことをすごく貴重に思う。
いやぁまじでこれですね。

じゃあ相手はどうなのか?
相手も同様の結果になる!
相手はこちらを好きになろうと、当初抱いていたマイナスのイメージを克服するために、とりわけ努力しなくてはならないから!
なるほど、確かにそうだ。

だからこそ尊い。ってわけだね。
最後に元アンチってのは抵抗する人や傍観者を疑う気持ちがわかるから、説得力に長けてるって特徴もある
なるほどこれで、仲間にするならフレネミーを切り捨てて、敵を味方にした方がいい!ってのに納得できる。
まとめ
まとめ
似た者同士はいがみあってしまう。
似た者同士の場合は方法を同じにした方がいい
フレネミーは切って、敵を味方にするといい
今回は仲間問題について
自分にも置き換えられるこの問題。
日常生活を見直してみても、確かにその通りってことが多くてまじで勉強になりました。